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ルワンダ AA キニニ水洗工場 100g スペシャルティコーヒー豆

¥700 税込

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【おすすめ焙煎度 やや浅煎り】

青りんごのような爽やかさ。滑らかな甘い後味。

柑橘類のような鋭さがある訳でもなければ、ストーンフルーツほどの落ち着きを感じる訳でもありません。明るくも爽やかな酸味。まるで青りんごのようです。特徴的な酸味に味覚を奪われがちですが、後味は驚くほど甘く滑らか。しっかり浅煎り感を楽しみながらも十分な甘さで深煎りのような充実感も与えてくれるコーヒーです。

普通のリンゴと青りんごの味わいを思い浮かべても、なかなか明確な違いを想像することは難しいと思います。ルワンダコーヒーを味わってみてください。きっと「青」である要素を感じ取れるはずです。

※おすすめのハイロースト(やや浅煎り)の感想です。


この豆の焙煎度のバリエーション
・ハイロースト(やや浅煎り、酸味があってスッキリ)おすすめ
・シティロースト(やや深煎り、コクがあって飲みやすい)
・フルシティロースト(深煎り、深い苦みとコク)


※商品のグラム数は生豆の状態です。コーヒー豆は焙煎すると15%ほど目減りします。

生豆資料

[品名]ルワンダ、キニニ水洗工場、AAグレード
[グレード] フリーウォッシュドAA
[規格] スクリーン15アップ、欠点3%未満
[生産地] ルワンダの首都キガリの北方、ルリンド地方、ンボゴおよびルシンガ地区
[生産者] 633軒の零細農家(総計252ヘクタール相当)
[標高] 1800から2250メーター(一部2500メーターに達する地区もある)
[収穫期] 3月~6 月(メインクロップ)、9月~11月(セカンドクロップ)
[品種] ブルボン系のBourbon Mayaguez139
[総生産量] 54~120トン程度(AAグレードの生産量31~ 85トン程度)
[肥料等] 牛糞等の有機肥料が中心。有機ピレスリンを農薬として使用し、ポテト臭の原因と疑われるアンテスティア虫等を駆除している。
[水洗工程] 自然の湧き水を使い浸水した状態でのウェットファーメンテーション=12~24時間水路を使った手作業の水洗。
アフリカンベッドで15から18日天日乾燥。

ルワンダのコーヒーについて

支配からの、華麗なる脱出

「千の丘の国」と呼ばれるルワンダは緑が多く、なだらかで美しい丘陵の多い内陸国。ベルギーによる植民地時代、ほぼ単一であった民族をツチ族とフツ族に分けて、対立の芽を植え付けたのがこの国の不幸な歴史の始まり。

また彼らの外貨獲得の政策として、各農家に70本のコーヒーの木の栽培を義務付けたのがルワンダでのコーヒーの始まり。当初はナチュラルの精製法が主流。

1980年代にアフリカでの新興国のコーヒーへの参入を機に、グローバルなコーヒー商社はコーヒー豆を極限まで買い叩き、農家が続々と破産する「コーヒー危機」が襲う。かつてベルギーが作った身分制ではフツ族は農家で働き、ツチ族は役人が多い。貧富の差が拡大し、紛争の芽が育まれた。

そんな憎悪があふれ出たのが1994年のジェノサイド。人口730万人の内、約100万人がたった1ヶ月で亡くなり、250万人が他国に亡命した。
コーヒーを作るどころではない最悪の内戦を経て、新しくできた政権は、ベルギーの植民地支配の呪いから脱出し急激な経済成長。今ではアフリカでも有数の治安の良い国に復権した。

そしてコーヒーはウオッシュドにその精製法を変え、高品質で高く売れるスペシャルティコーヒーを作る環境に。アフリカで初めて「カップオブエクセレンス」開催国に選ばれるなど、ここ最近のアフリカの最先端を引っ張る存在。

植民地支配で作らせられ、買い叩かれたコーヒーではない、新しく香るスペシャルティコーヒー。
それは新しく生まれた独立国家の復活の狼煙だ。

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¥700 税込

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